源泉所得税の基本
源泉徴収とは、給料や報酬などの支払をする会社が、給料などを支払う際、その給料の金額などに応じて定められている所得税の額を計算し、その所得税を差し引いて(源泉徴収)、一定の期日までにその源泉徴収した所得税を納付する制度をいいます。そして、その源泉徴収された所得税を、源泉所得税といいます。
源泉所得税は、会社側からすると、給料や報酬を支払う相手側の所得税を預かり、その分を差し引いて相手側に払うことになります。そして、預かっていた源泉所得税を、一定の期日までに税務署に納付します。
また、給料などをもらっている従業員などの立場からすると、その年分の所得税の前払いの性格などを有します。そのため、年末調整や確定申告をして算定した税額より、前払いした源泉所得税を差し引いた所得税を納めることになります。
(会社が、従業員に給料を支払った場合の仕訳)
給料が200,000円で、源泉所得税が10,000円の場合。
(給料) 200,000円 (現金)190,000円
(預り金)10,000円
(源泉所得税を税務署に納付した場合の仕訳)
(預り金)10,000円 (現金)10,000円